こんにちは。フットボール×ファッションブロガーのYchanです。
今回は、AZ Alkmaar特集第2弾!AZ Alkmaarの2025/26シーズン・ホームユニフォームで作る最高にクールなコーディネートを紹介します。
鮮烈な赤、誇り高いエンブレム、そして胸に刻まれたアルクマールの街の地図。サポーターとして、これほど所有欲を満たしてくれるアイテムはありません。
しかし、同時にこんな悩み抱えていませんか?
「家で観戦するときやフットサルをする時以外あまりユニフォームを着る機会がない…」
「せっかく買ったからにはもっと外で着たい!」
「この鮮やかな赤を、どう着こなせばいいかわからない」
その気持ち、痛いほど分かります。
赤という色は、色彩心理学において「進出色(しんしゅつしょく)」や「興奮色」に分類されます。文字通り、実際の位置よりも前に飛び出して見え、見る人の心拍数を上げる色。だからこそ、ピッチ上の選手は強く見えますが、街中ではどうしても「異物感」が出てしまいがちなんです。
ですが、安心してください。
色彩学の知識を持つ私が断言します。
「今季のAZのユニフォームは、ファッションアイテムとして極めて優秀であり、計算し尽くされている」と。
今回は、誰でもすぐに手に入る「UNIQLO(ユニクロ)」のアイテムだけを使って、「街着コーデ」を3つご提案します。
ユニフォームは、もはや「応援着」ではありません。「あなたの個性を彩る最高のトップス」なのです。
それでは、講義を始めましょう。
第1章:【色彩分析】今季モデルが「過去最高にオシャレ」な理由
コーディネートを組む前に、まずはユニフォームを知ることから始めましょう。色彩学の観点から分析します。
1. トーン(色調)の妙:大人のための「ストロングトーン」

<引用>AZ Webshopより引用
https://www.az.nl/webshop/p/wedstrijdshirt-thuis-2526
パッと見は「派手な赤」に見えるかもしれません。しかし、PCCS(日本色研配色体系)のトーン図で分析すると、この赤は単なる原色(ビビッドトーン)ではなく、わずかに深みを含んだ「ストロングトーン(Strong)」に近い色味です。
ビビッドトーンが「子供っぽさ・元気さ」を与えるのに対し、ストロングトーンには「動的・情熱的」でありながら、どこか「重厚感」が宿ります。これにより、20代の若々しさだけでなく、40代・50代の肌にも馴染む「大人の赤」として成立しているのです。
2. デザインの引き締め役:無彩色のリズム
今季の最大の特徴は、首元や袖、脇下に配置された「白」と「黒」のバランスです。
- 白(White): 清潔感、抜け感。
- 黒(Black): 収縮色、高級感。
特に注目すべきは、脇腹から裾にかけての黒いラインです。
赤という膨張色(太って見えやすい色)を、黒のラインが物理的に分断することで、視覚的なシェイプアップ効果を生んでいます。
さらに、胸元に透かしで入っている「アルクマールの地図」。これが赤一色の「のっぺり感」を消し、生地に奥行き(テクスチャ)を与えています。これにより、単なるスポーツウェアではなく「デザインされたグラフィックTシャツ」としての側面が強調されているのです。
第2章:UNIQLOで作る!スタイル別コーディネート提案(3選)
では、ここからが本番です。
「UNIQLO」の現行アイテム・定番アイテムを使って、AZのユニフォームを街着へと昇華させます。
コーデ1:【清潔感・王道】大人のクリーン・スポーツミックス
~赤を「品」に変える魔法~

最もハードルが高いと思われがちな「赤」を、最も簡単に攻略する方法。それは「無彩色(モノトーン)による中和」と「ドレス要素の注入」です。
- コンセプト: ユニフォーム以外を徹底的に「キレイめ」で固め、赤を「差し色」として扱う。
- 色彩ロジック:
- ベースカラー: ブラック・ダークグレー(無彩色)
- アクセントカラー: AZレッド
- テクニック: 「セパレーション」。ユニフォームの白襟とリンクさせつつ、黒で全体を引き締めます。
【推奨アイテム(UNIQLO)】
- ボトムス:スマートアンクルパンツ(ブラック)
- これが鉄板です。センタープレスが入っているため、スラックスのような上品さがあります。足首を見せることで「抜け感」を出し、スポーティさを軽減します。
- インナー/レイヤード:エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(ホワイト)
- ユニフォームの下に着て、裾から2〜3cmだけ白を出してください。ユニフォームの白襟・白袖とリンクし、全体の清潔感が爆上がりします。
- 羽織り:Vネックカーディガン(グレー)
- ユニフォームの上からカーディガンを羽織ると、赤の面積を物理的に減らすことで、赤が主張しすぎるのを防ぎます。
【足元の提案】
- 白のスニーカー(NIKEやユニクロCのスニーカーなど)
- ユニフォームの白ロゴと合わせることで、サンドイッチ効果(色を挟む技法)が生まれ、全身がまとまります。
コーデ2:【トレンド・カジュアル】今っぽさ全開のシティ・サポーター
~シルエットで遊ぶ~

今のトレンドは「ワイドシルエット」。タイトなユニフォームを今っぽく着るなら、ボトムスにボリュームを持たせる「Aラインシルエット」を作るのが正解です。
- コンセプト: 下半身に重さを置き、リラックスした雰囲気で「こなれ感」を出す。
- 色彩ロジック:
- 配色技法: 「対照色相配色(コントラスト)」の応用。
- 赤の反対色に近い「ネイビー(青系)」を合わせることで、お互いの色を引き立てます。
【推奨アイテム(UNIQLO)】
- ボトムス:イージーワイドパンツ(ネイビー)
- 色落ちは少なめの、濃いネイビーを選んでください。赤×ネイビーはトリコロールを構成する「黄金比」です。太めのシルエットが、ユニフォームのピチピチ感を打ち消し、ストリート感を演出します。
- インナー:メリノタートルネックセーター(ホワイト)
- 肌寒い季節なら、ユニフォームの中にタートルネックを仕込んでください。首元のレイヤードは非常にファッショナブルに見えます。
- アクセサリー:UVカットツイルキャップ(ベージュ)
- 頭に小物を足すことで視線を上に誘導し、スタイルアップを狙います。
【足元の提案】
- ニューバランス系のグレー、またはボリュームのあるダッドスニーカー
- ワイドパンツの裾を受け止めるボリュームが必要です。色は中間色のグレーが、赤とネイビーの橋渡しをしてくれます。
コーデ3:【モード・個性的】夜の街に映えるエッジィ・スタイル
~ユニフォームを「ハイブランド」のように見せる~

AZのユニフォームにある「黒のライン」。これを最大限に利用し、全体を黒で統一する「モードスタイル」です。最も難易度は高いですが、決まれば最強にカッコいいです。
- コンセプト: 赤を「闇に浮かぶネオン」のように見せる。
- 色彩ロジック:
- 配色技法: 「アクセントカラー(強調色)」。
- 全身の9割を黒にし、ユニフォームの赤だけを強烈なアクセントとして輝かせます。
【推奨アイテム(UNIQLO)】
- ボトムス:タックワイドテーパードパンツ(ブラック)
- 落ち感のあるドレープ素材がベスト。ジャージ素材はNGです。あくまで「スラックス」の顔をしたパンツを選んでください。
- アウター:パフテックショートブルゾン(ブラック)
- 前を開けて羽織ります。ユニフォームの赤が、ジャケットの隙間から覗く形になります。これが、色彩学でいう「面積対比」の効果を生み、赤の美しさを際立たせつつ、派手さを抑制します。
- 小物:ラウンドミニショルダーバッグ(ブラック)
- 体に密着させるように短めに持ちます。黒いバッグが赤の上に重なることで、ここでも赤の面積を分断できます。
【足元の提案】
- 黒の革靴(ローファーやブーツ)
- ここはスニーカーではなく、あえて革靴です。ユニフォームという「究極のカジュアル」に「究極のドレス」を合わせる。このギャップこそが、ファッション上級者の証です。
第3章:色彩のプロが教える「絶対NG」な組み合わせ
どんなに良いアイテムでも、組み合わせを間違えると台無しになります。ここでは、やってしまいがちな「痛いコーデ」を色彩学的に解説します。
NG例1:クリスマスツリー現象(補色配色の失敗)
- 組み合わせ: AZの赤ユニフォーム × 「カーキ(緑)」のカーゴパンツ
- 解説: 赤と緑は色相環で正反対に位置する「補色」の関係です。本来はお互いを引き立てる組み合わせですが、ファッションで両方を同じ彩度・同じ面積で使うと「ハレーション(目がチカチカする現象)」を起こします。
また、文化的に「クリスマス」のイメージが強すぎるため、季節外れだと非常に違和感を与えます。カーゴパンツを履くなら、グレーや黒を選びましょう。
NG例2:全身運動着(コンテキストの欠如)
- 組み合わせ: AZの赤ユニフォーム × 「ジャージパンツ(ライン入り)」 × 「ランニングシューズ」
- 解説: 色の合わせ以前の問題ですが、これは「ファッション」ではなく「ガチの練習着」です。
街着として成立させるには「ドレスとカジュアルのバランス」が必要です。ユニフォームが100%カジュアル・スポーティなので、ボトムスや靴には必ず「キレイめ要素(革、スラックス生地、モノトーン)」を入れなければなりません。
まとめ:AZの赤を、日常のスパイスに
いかがでしたでしょうか。
AZアルクマールの2025/26ユニフォームは、単なる応援グッズではありません。
計算された「ストロングレッド」、引き締める「ブラック」、そして奥行きを生む「マップデザイン」。これらはすべて、あなたが日常で輝くための武器になります。
「派手だから着ない」なんてもったいない。
UNIQLOという身近なパレットを使って、この美しい赤をコントロールしてください。
- 清潔感を出したいなら、黒のスラックスと合わせて。
- 今っぽくしたいなら、ワイドデニムと合わせて。
- クールに決めたいなら、全身黒の中に一点投入して。
週末、あなたがこのユニフォームを纏い、スタジアムだけでなく街で自信を持って歩いている姿を想像しています。
その赤は、あなたの日常をドラマチックに変えるスパイスになるはずです。
さあ、袖を通しましょう。ファッションというフィールドも、AZの勝利で飾るのです。
※著作権・商標権を侵害している場合は、速やかに対処しますので、ご連絡ください。


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